日々の宏観情報2

日々の宏観現象あるいは自然のうつろいなど。2020年3月まで遠方のAMラジオ感度を記録してました。

退職について/これからの「ここ」

これ>退職エントリ、100本読んでみた note急増、個人の経験が価値に 2010年の「はてブショック」 http://a.msn.com/01/ja-jp/BB12eWqw?ocid=st

を見て、そう言えば退職したっけ、ちょっとここにでも書いておこうかと。まあ誰も見てないし。

 

一年早く退職した。理由はおおまかには2つあって、1つは個人的なこと、もう1つは社会的なこと。個人的なこと、は身体的なことで、ここ10年くらい悩まされた腰痛と膝痛。腰痛の起源?は45年前の柔道部。練習中にちょっと無理してぎっくり腰になったのが最初だ。一年後に再発して柔道をあきらめ、その後は数年に一度くらい無理するとしばらく痛むという状態が35年くらい続いたが、10年くらい前に朝起きたら突然の激痛、神経ブロックを受けて立てるようにはなったが夏休み中をほとんど寝ながら働いた。それからは時々の発作も立って歩けないくらいになり、一年前に手術寸前になった。膝痛は35年前の登山で、沢を歩いてて足を滑らせ、また裂き状態になって「ぼきっ!」と大きな音が鳴り、骨折か脱臼かと思いつつへたりこんでいたが、日が暮れてきてこのままじゃ遭難だと動いてみたら動けたのでなんとか下山、半月板損傷だった。その古傷が痛むようになり、診断は老化(変形性膝関節症)だと。4年前から長距離通勤となり、毎朝晩に膝と腰が痛むようになり、耐えられなくなったのが1つ。

 もう1つは「高大接続改革」に振り回されたこと。当該学年担当として入学時から対応を強いられたが、あまりに理不尽で、特に昨秋に英語成績提供システムからのごたごた。まるで一企業の下請けとなったような制度対応。このコロナ渦で大学入試はどうなるのか?まるで特攻隊志願を強制するようなものだと言えば少しは容赦されるだろうか。理科教師としての志とはかけ離れた業務の現状では、続けられない。

 

 それにしても、辞めるかどうかの判断は〆切が十月半ばと早く、新型肺炎なんて話はもちろん影も形もなかった。退職が近づいて流行が広がり、臨時休業となって離任式もなくなり、生徒に挨拶のできなかったのが良かったのか悪かったのか。何を言おうかとずっと思い悩んでいたのだが。

 

 臨時休業で一か月の春休みとなったのが、云々言われているが、新採用当時は大らかな時代で、学年末はテストの後すぐ「試験休み」があり、卒業式と終業式だけあって春休みに続き、トータル一か月くらいの休みがあったから、どうってことない。最後の勤務校は今日から新学期、学校再開を迎えたが、いつコロナ発生で休校になるかわからない。全国では休校継続もあり、緊急事態発令も予告され、特に高校3年生は試練の春を迎えている。教壇を去った私には何もできない、ただ災い転じて福となすことを祈るばかりだ。

 

 さて、これからの「日々の宏観情報2」だが、通勤時のAMラジオ観測がなくなったので、ごく普通に「宏観異常現象?」について触れることになる、のかな?川向こうの工場街の桜並木は満開を迎え、今日は陽光に輝いている。庭の桃もすっかり満開だ。半月くらい季節の進行が早い気がするが、これからどうなるのか?